三大精神病の1つ

双極性障害の薬は、副作用を理解した上で服用しよう

病気について知識を持っておくことで、周りの人が病気になった時には気づいてあげることができますし、自分が病気になった時の早期発見にも繋がります。ですから、病気について知識を持っておくことはとても大切です。病気と一言で言っても、様々な種類があります。ここでは三大精神病の1つ、双極性障害について説明します。

どんなに細かな症状も医師に伝えよう

双極性障害とは、気分が高まったり気分が落ち込んだりを繰り返す病気のことです。誰もが、気分が高まったり落ち込んだりすることはありますが、双極性障害の場合はその振幅が非常に激しいのです。気分が高まっている時は躁状態になり、気分が落ち込んでいる時にはうつ状態になるのです。人によっても、その症状は異なります。激しい躁状態とうつ状態の症状がある人は双極?型です。軽い躁状態やうつ状態の場合は双極?です。躁状態の時には、気分が高まっているので誰にでも話しかけたり行動が活発になり動きまわったりします。これぐらいの状態ならまだ良いのですが、人によっては高額の借金をしたり、仕事場でケンカをして辞表を出したりすることもあるのです。こうなると、日常生活や社会生活に支障をきたしているので、注意が必要です。軽い躁状態の場合は、いつも無口な人がおしゃべりになったり、元気になったりします。

うつ状態の場合は、?日中やる気が無く、何も行動できなくなります。全然眠れなくなったりすることもあるのですが、逆に眠りすぎたりすることもあるのです。趣味に没頭している人でも、まったく関心が無くなったり、性欲や食欲も低下したりしてしまいます。世界的に見ると、双極性障害は、100人に1人がなる病気となっていて、日本では500人に1人がなる病気となっています。20代〜30代に発症することが多いですが、中学生から老年期と、子供から高齢者まで幅広い年齢で発症する確率がある病気なのです。

双極性障害は、うつ状態と躁状態を繰り返す病気のことを言い、かつては、躁うつ病という病名で呼ばれていました。 双極性障害は、薬による治療が必要であり、現在、日本では主にリチウムという薬を服用し、治療します。リチウムは、気分安定薬とも呼ばれている薬で、うつ状態と躁状態を、改善、予防する効果があります。 リチウムは、双極性障害に効果が認められていますが、副作用が強いことも知られています。そのため、服用の際は、常に血中濃度に注意する必要があり、医師の指示を仰ぎながら服用する必要があります。 ただし、どんなに医師の指示通りに服用を行なっても、双極性障害の治療薬には、必ず副作用があります。副作用があるからといって、途中でやめてしまうと、治療はできませんので、副作用を理解した上で、薬と向き合いましょう。

双極性障害の最も危険なところは、うつ病と間違えられやすい点にあります。双極性障害が、うつ状態と躁状態を繰り返すために、このような間違いが起こってしまうのですが、治療の際は注意が必要です。 なぜなら、双極性障害は、うつ病の薬の服用だけでは完治しないからです。うつ状態が見られる場合は、リチウムと同時に抗うつ剤が処方される場合がありますが、必ずリチウムも服用する必要があります。 このような事態にならないために、必ず行ってもらいたいのは、医師と症状について、良く話し合うことです。少しでも思い当たる点があれば、数年前からの症状や、周囲の自分への反応なども必ず説明しましょう。仮に、医師が話を聞かずに、うつ病の薬を処方しようとする場合は、セカンドオピニオンを含め、病院の変更も考えた方が良いでしょう。 双極性障害は、適切な治療を行なえば完治する病気です。必ず信頼できる医師に診察してもらいましょう。